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こだわりのある自由な家づくりがしたい |
小さな工務店に対して漠然とした不安がある |
工務店で契約するまでの体験談を知りたい |
家づくりを始めると、大手ハウスメーカーと地元の工務店のどちらを選ぶか悩むかも。
我が家はもともと大手ハウスメーカーで見積もりを取り始めましたが、結果的には工務店で家づくりを進めることになりました。

制約が少なく自由な設計ができることが工務店を選んだ理由だよ



でも地元の小さな工務店を選ぶのは不安もあったね
大手のハウスメーカーと比べて規模が小さいため、漠然とした不安がありました。
しかし漠然とした不安が何かを明確にして対策することで、前向きに家づくりを進めることが出来ました。
私たちが工務店に対して、特に確認したことは下記の7点!
- 年間の建築棟数を確認する
- 担当者の対応の早さを確認する
- 見積もりの細かさと精度を確認する
- 何度も打ち合わせと見積もりを行う
- 何社も見積もりを取る
- 完成見学会で隅々まで見る
- 保証やアフターメンテナンスについて理解する
この記事では、私たちが工務店を選ぶうえでの不安と、不安を解消した方法を紹介しますね。
こんなことを解説しています |
私たちが工務店に対して感じていた漠然とした不安 |
不安を解消するために私たちがしたこと |
見積精度の確認方法 |
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工務店に対しての不安


私たちは工務店について漠然とした不安がありました。



最初は何が不安なのかもよく分かっていなかったね



不安に思うことを整理すると大きく4つあることが分かったよ
工務店に対しての不安 |
会社規模が小さいことによる倒産リスク |
見積もりからの金額オーバー |
施工品質 |
保証やアフターメンテナンス |
会社規模が小さいことによる倒産リスク
一番大きな不安は倒産リスクでした。
工務店は大手ハウスメーカーに比べて圧倒的に規模が小さいですよね。
会社規模が大きいハウスメーカーであれば、倒産するリスクは小さいかもしれません。



でも規模の小さい工務店だと、たまたま我が家の建設中に倒産することもあるのでは?と、思うと不安だったよ
自宅の建設中に工務店が倒産した場合、工事がストップするだけでなく大きな追加出費が発生する可能性もあります。



家のローンに加えて、さらに追加出費なんて怖いよね
見積もりからの金額オーバー


工務店のことを調べると、契約後に金額が大きく上がる場合があると言われていました。
大手ハウスメーカーでもあるかもしれませんけど。



予算はしっかり決めてあったから、契約後に金額が増えるのは困るよ
なぜ、契約後に金額が大きく上がるのでしょうか?
それは、工務店では見積もり段階では詳細の金額まで出してくれない可能性があるからです。
しかし、すべての工務店が詳細の見積もりを出さないわけではありません。
私たちは何社も工務店から見積もりを貰いましたが、初期の見積もりから細かく検討し詳細見積もりを出してくれるところもありました。
しかし、項目がほとんど入っていないA4用紙1枚の見積もりの会社もありましたね。



契約するまで見積もりが出せない、という工務店もあったよ
施工品質
施工品質を素人が判断することは難しいですよね。
しかし、大手ハウスメーカーであれば建築棟数が圧倒的に多いため
SNSや知人などから情報を集めることができます。
しかし、工務店は建築棟数が少ないため家の品質について情報を集めることが凄く大変。



問題無く良い家が建つかな?っていう不安はあったね
保証やアフターメンテナンス
大手ハウスメーカーでは、保証やアフターメンテナンスもパッケージになって売り出されていることが多いですね。
40年保証や10年ごとの定期点検など安心できる材料がありました。
これらと比較すると、工務店の保証などは少ないように漠然と感じていました。



工務店とハウスメーカーのどちらも沢山見積もりを貰ったけど、工務店は保証やメンテの話は少なかったよ
不安解消のために確認したポイント
私たちが工務店に対する不安を解消するために確認したポイントを紹介します。
「会社規模が小さいことによる倒産リスク」の不安に対して
・年間の建築棟数を確認する。
・担当者の対応の早さを確認する。
「見積もりからの金額オーバー」の不安に対して
・見積もりの細かさと精度を確認する。
・何度も打ち合わせと見積もりを行う。
・何社も見積もりを取る。
「施工品質」の不安に対して
・完成見学会で隅々まで見る。
「保証やアフターメンテナンス」の不安に対して
・各会社の保証やアフターメンテナンスについて理解する。
年間の建築棟数を確認する
倒産リスクの確認のために、工務店の財務表を確認することは素人には難しいですよね。



財務表を見せてください、なんて今後の付き合いも考えると言いにくい
そこで私たちは、年間の建築棟数を確認するようにしました。
地元工務店の規模であれば年間10件の建築棟数が大きな目標となるようです。



沢山の工務店から話を聞いた結果、建築棟数は年間6棟以上あれば良さそうだったよ
年間6棟以上の建築があれば、最低限以上の受注(収益)があり倒産リスクは少ないと私たちは想定しました。
担当者の対応の早さを確認する
どんな組織もそうだと思いますが、収益がなければ人を雇っておくことが出来ません。
つまり、正常に人が配置されている会社は、収益があり倒産リスクの少ない会社だと考えました。



私たちは見積もりや図面作成、問い合わせへの回答が早いか(遅れが無いか)を確認したよ
正常に人が配置できていなければ、問い合わせなどをしても回答が遅くなると思います。
私たちが見積もりを依頼した工務店の中には1.5ヶ月くらい音沙汰無しの会社もありました。



間取りや見積もりは2~3週間くらいが目安だよ
見積もりの細かさと精度を確認する



見積もりの細かさと精度について確認する観点はいくつかあるよ
見積もりの細かさ
・見積もりの項目が細分化され、それぞれに必要な費用が
入っているか?
相見積もりした他のメーカーと比較するのがよいです。
・家を建てるために必要な項目がすべて入っているか?
住宅の本体価格だけで無く、付帯工事費や諸経費などすべて
入っていることを確認しましょう。
見積もりの精度
・金額が大きくなる設備(キッチン、トイレ、浴室)などは、いくらの金額で見積もっているか?メーカーとグレードが分かるようになっているか確認が必要です。
・工務店では見積もりが出来ない部分(外構など)は、専門業者にて見積もった結果が入っているか確認したほうが良いです。
何を基準にこの見積もりを出しているかが分かれば、見積もり精度が良いのか判断することができます。



他の会社と比較するためにも、相見積もりは沢山取っておきたいね
何度も打ち合わせと見積もりを行う
希望の条件を見積に細かく盛り込んでおくことで、後になって見積金額を超える可能性が減ります。
そのため、契約前に何度も打ち合わせを行い見積を貰いましょう。
しかし、工務店によっては契約前に1度しか見積をもらえないところもあります。



契約前だと、1度も見積がもらえない工務店もあったね



そう考えると、契約前であっても何度も打ち合わせと見積対応をしてくれる工務店は頼りになるよね
何社も見積を取る
何社も見積を取ることで、見積の必要な項目が分かってきます。
見積の必要な項目を理解することで、見積の精度が良いのか悪いのかを判断することができるようになります。



必要な項目を入れずに安く見せている見積もあるから注意してね
また、何社も見積を取ることで良い会社を見つけられる確率も上がります。
まずは沢山の会社から見積を取ってみてください。



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完成見学会で隅々まで見る
完成見学会では、ついつい目につきやすい箇所だけを見てしまいますよね。



リビング広くて良いなとか、このキッチン良いなとか思いながら見学して終わっちゃったりするよ



完成見学会は工務店の施工品質を確認するチャンス!
しっかりと細かいところを確認しよう
例えば、
- クロスの端っこの切り口が汚くないか?
- 床や壁に傷やへこみなど無いか?
- タイルや張り合わせ板の継ぎ目は丁寧にできているか?
- 施工後の清掃ができているか?
などを確認することで、品質の良し悪しの判断基準となります。
また、家に対する工務店の扱いも見ておくとよいです。
スリッパや手袋着用を徹底してくれていなかったり、傷がつきやすそうな物を床に置いていたりすると、家の扱いが雑だなと感じます。



家の扱いが雑な会社には頼みたくないよね
保証やアフターメンテナンスについて理解する
保障やアフターメンテナンスは自社で行っている工務店も多いです。
必ず契約前に細かく確認し、不安をなくしておきたいですね。
まとめ:工務店への不安を無くして前向きに家づくりを進めるために
工務店に対して不安がある場合は、何が不安に思っているのかを明確にする必要がります。
そして、その不安を解消できるように細かく進めていきましょう。
「会社規模が小さいことによる倒産リスク」の不安に対して
・年間の建築棟数を確認する。
・担当者の対応の早さを確認する。
「見積もりからの金額オーバー」の不安に対して
・見積もりの細かさと精度を確認する。
・何度も打ち合わせと見積もりを行う。
・何社も見積もりを取る。
「施工品質」の不安に対して
・完成見学会で隅々まで見る。
「保証やアフターメンテナンス」の不安に対して
・各会社の保証やアフターメンテナンスについて理解する。
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